よもやよもやです。

 『鬼滅の刃』、前回お書きしたように8巻がぐにゃぐにゃ(読み過ぎて)になってしまっているので、もう1冊買ってしまいました……。おっ、おまえのせいだぞ、煉獄さん!(笑) なんだよなんだよもう、同じ本を買ったのなんて、買っているのにうっかり間違って買ったの除いて(そんな本なら6冊くらいありますが)、初めてなんだからね! くそう、何度読んでもまた読んでしまうなあ……。本当に涙が出るよなあ……。『鬼滅の刃』をうっかり1巻から読み直そうものなら、いつも知らない間に2時間とか経っていて、本当に困ります。やばいです~コレ。アニメが始まって、関連本がたくさん出たりしたら、多分全部買ってしまいますよ(フィギュアとかのグッズはそうでもない。ものを飾ったり集めたりする趣味がまったくないので)。関連本を買ったのなんて、藤崎竜さんの『封神演義』の『封神大全』だけです、今まで。同人誌はこれまでの人生で一冊も買ったことないですが……、『鬼滅』なら買いたくなる気持ちがわかる……!(笑) 買わんけど(笑)。こりゃあ、私の中で別格の作品になっちゃったなあという感じです。好きすぎて困ります(^_^;)。

 いや、通しで読んでいるとですね、生来の理屈屋の血が起き上がってくる箇所もやっぱりあるにはあるんです。たとえば4巻で、「稀血」の少年に烏ちゃんが鬼避けの香り袋をあげたところなんか、「じゃあ、一般人にはその香り袋を渡しまくればいいんじゃないの!?」と思ったり……(^-^;)。鬼避けと謳わなくても、まあ厄除けのお守りとして、何らかの手段で流通させれば一般人が鬼に喰われる数を減らせるんじゃあ……と思ったです。あと、11巻で雛鶴さんが妓夫太郎に使った毒は「数字を持たない鬼なら半日封じられる」らしいですが、いやそれなら、しのぶさんが作った毒をわけてもらってきていたらもっとよかったんじゃないの? とか思ったです……。少なくとも、柱の皆さんにはしのぶさんの毒を持たせておくべきじゃないかと思う!(^-^;) しのぶさんの毒が、宇髄さんの毒より威力が小さいとは、ちょっと考えられないですし……。柱同士、協力しないってこたぁないでしょう、宇髄さんのヘルプに伊黒さん来ていたらしいですし(遅かったですが)。うーーーーーーん、まあ、いいか(笑)。

 ちなみに1巻を再読していて気づきましたが、炭治郎くんが最終選別に行く前に育手の鱗滝さんからもらった「厄除の面」の顔が……、煉獄さんに似てます。眼が、めちゃくちゃ煉獄さん。煉獄家はおそらく代々あの顔だと思われるので、煉獄杏寿郎さんに似ているというよりも、「煉獄家の男子」に似ているお面なのかも(笑)。20人以上いるらしい代々の炎柱の顔なのかなあと思ったり。そして左の額の太陽のようなマーク。炭治郎くんの痣もこの位置にありますが、加えて煉獄さんも宇髄さんも、上弦の鬼にやられて左眼がつぶれたのが気になります。何でみんないつも左なんでしょうか。ものすごく謎が多い鬼滅の刃。ひとつずつ回収していってくれると信じてます。

 関係ないですが、平沢進さんの『賢者のプロペラ』というアルバムに、「赤化(ルベド)」「黒化(ニグレド)」「白化(アルベド)」という曲が、この順番で3曲連続で入ってまして、赤化は煉獄さん、黒化は炭治郎くん、白化は時透無一郎くんではないか(日輪刀の色が)と思って、聴きながら炭治郎くんと無一郎くんが煉獄さんにまとわりついている姿を想像してしまって、我ながら軽症(まだ重症だとは思っていない)だなと思いました。