ラビリンス 魔王の迷宮

ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [DVD] 大昔、『ラビリンス 魔王の迷宮』という映画があって、ジェニファー・コネリーとデヴィッド・ボウイと、ジム・ヘンソン作のクリーチャーたちが騒動を繰り広げるという内容でした。多分、或る意味「有名映画」であり、しかし或る意味マニアックな映画かもしれません。

 これ、私が初めて観たのはVHSでだったのですが、当時小学1年生かそこらだったと思います。でも、何か面白かったのですよ、ファンタジーは子どもの頃から好きではなかったのに(魔法とか出てくるのは、子どもながらに受け付けなかった(^-^;))、これだけは何故かすんなり楽しめたという不思議な作品でした。これに出ていたデヴィッド・ボウイのことをずーっと覚えていて、高校生になったときに、何だか邦楽が嫌いになった時期があって(或るプロデューサーが携わった曲ばかりが売れたという時代で、私はそのひとの曲も歌詞も、何か受け付けられず)、そのときに、「じゃあ、洋楽を聴こう!」と思って、一番最初に聴いたのがデヴィッド・ボウイで、そこから芋蔓式にQUEENに行き、イギリスのロックに行き……という感じでした。

ラビリンス 魔王の迷宮 オリジナル・サウンドトラック・アルバム ボウイは『ラビリンス』にはたくさん楽曲を提供していて、唐獅子みたいな「魔王ジャレス」さまとして出演していると同時に、けったいな歌(赤ちゃんの声を出したりしている)も歌ったりしています。で、それらの曲って、「世界が崩れる時」以外は、確かオリジナルアルバムには収録されていなくて、この映画のサントラにしか収録されていません。このサントラ、大人になってから手に入れたのですが、これがなかなか楽しい。で、この中にも収録されている主題歌の「Underground」の映像がYoutubeにもあったのですが、ここでは「魔王」ではない姿のボウイと、魔王の手下だったゴブリンのホグルおじさんが共演していて、かわいいやら楽しいやらです。

 何か、また映画自体も観たくなりました。「It’s only forever」というフレーズは、「たかが永遠じゃないか」とサントラでは訳されていて、かっちょいい~と思った記憶があります(笑)。