『絢爛舞踏祭』キャラ紹介(写真つき) その3
25. ミズキ・ミズヤ
ミズキ 
 “記憶”の絢爛舞踏。19歳。
 毎日日記をつけている、エキセントリックで、ちょっとぽわ~んとした感じの女の子。しかし、不思議系というわけではなく、しっかりした面も見えます。真面目です。

(ネタバレ紹介)官憲に乱暴されそうになったところをグランパに助けられ、火星独立軍の一員になったという少女。エリザベス艦長によると、「生身」の人間のうち、一番最初に仲間となったのが彼女であるらしい。その詩的エキセントリックさゆえに、周囲からは「変わった子」という扱いを受けながらも、“私の歴史”という日記を毎日つけており、正しい歴史を残すのだという志を持っている。これが後世、火星の第1級歴史資料となるという。ゲーム内でのセリフによれば、地球の「日本」に興味を持っているらしい。また、ポー教授の教え子で(政治学を学んだという)、アキリーズの大学の後輩にあたる。彼女は当時から、ひそかにアキリーズに想いを寄せているらしく、かつてアキと恋仲であったアンナ・グレースに対しては複雑な心境であることが、セリフからもうかがえる。ただ、ドラマCDでは、アキリーズと同じ巻での登場はないものの、3巻『慈愛号DISC』のアキと知恵者の会話から、この時点で、彼女はアキと恋仲になっていることがうかがえる(笑)。
26. アンナ・グレース
アンナ 
 “無知”の絢爛舞踏。30歳。
 火星傀儡政権の主席。アキリーズの元彼女です。きつい感じもしますが、基本的に活発的な女性のようでサバサバしています。

(ネタバレ紹介)火星傀儡政権の主席であり、地球政府の言いなりにならざるをえない「悲劇の女性主席」である。年齢的にも若く、美貌でもあるため、火星民からの人気が高いという。ただし、政治手腕は皆無に近いらしく、地球政府からも太陽系総軍からも、火星独立軍からも、「アンナ嬢」「アンナ嬢ちゃん」と呼ばれ、軽んぜられている節がある。

 都市船を手漕ぎボートで脱出、夜明けの船に接触しようとし拾われるという無謀さを発揮。ポー教授の教え子であり、8歳年下のアキリーズの元恋人である。ちなみにアニメ版では、アキリーズとアンナの接点は皆無に等しく、「元恋人」といった設定も一切登場しなかったので、ドラマCD3巻『慈愛号 DISC』初回封入特典「絢爛新聞」において、アニメ版でもそれぞれの役を担当された、アキ役の山崎たくみさんと、アンナ役の玉川紗己子さんが、お互いに「え、嘘!?」みたいなコメントをお寄せになっていて、ちょっと香りたっていた。また、同CDの内容からするに、美少年好き。美少年であった(らしい)アキの容姿が好きだったもよう(笑)。
27. 猫先生(クララ・ド・シラヌ)
猫先生 
 “怜悧”の絢爛舞踏。18歳。
 猫知類(スコティッシュフォールドなので、耳が折れています)。みんなが仲良くなりたい憧れの貴婦人。大変かわいいですが、冷静な面も見えます。
28. グランパ
グランパ 
 非絢爛舞踏。200歳。
 作業をこなすロボット“BALLS”の、最も旧式な第1世代型。ヤガミが描いた“ヒゲ”を、宝物として大事にしているようです。猫先生と会話している様子は、小さいもの同士で非常にラブリーです。
29. 小カトー・タキガワ
タッキー 
 “憧憬”の絢爛舞踏。15歳。
 『ガンパレード・マーチ』の滝川陽平、石津萌、加藤祭、狩谷夏樹の子孫。パイロットとしての才能が高く、少年らしい向上心もまぶしいヤツです。一定条件下で、ゴーグルをかけます。

(ネタバレ紹介)地球・旧日本熊本出身。父・大カトーは『ガンパレード・マーチ』に登場した滝川(瀧川)陽平と石津萌の子孫であり、母・遼子は、加藤祭と狩谷夏樹の子孫です。小カトーは瀧川陽平の「同一存在」であり、「リフレイン」でもあるらしい。先祖である陽平の遺言に従い、その遺言から200年後に夜明けの船にやってきました。髪の毛がピンクなのは、加藤屋の開祖である祭の髪の毛がピンクだったため、母・遼子が半ば強制的に染めさせたためらしい。
30. マイケル・コンコード(イルル・アイシン)
マイコー 
 “恋心”の絢爛舞踏。16歳。
 火星先住民の王子さま。素直な少年です。男性に恋をすると、女の子に変わります。

(ネタバレ紹介)ハリー・オコーネルを慕い、彼とともに夜明けの船にやってくる。このあたりの経緯は、小説『絢爛舞踏祭 Brave New World』(明神真琴 著・メディアワークス電撃文庫)に詳しい。タキガワとは喧嘩仲間であるらしい。ちなみに小説版では、初対面のカオリから必殺パンチを喰らい、「うにゃぁぁぁぁぁ」と言いながらふっとぶという災難を経験しています。ゲーム内では、最初は少年であるが、性愛値の高い相手の性別によって、自分の性別を変える。女の子になると、クール系のグロスを唇に塗る。ドラマCD同梱「絢爛新聞」によると、いつ女の子になってもお洒落ができるように、口紅を持ち歩いているらしい。
31. ハリー・オコーネル
ハリー 
 “禁欲”の絢爛舞踏。46歳。
 元 太陽系総軍の中佐。ストイックな雰囲気で、大変渋いおじさまです。中世の騎士のような外見なのに恋愛に疎く、密かに(?)人気があります(笑)。

(ネタバレ紹介)元太陽系総軍の中佐。太陽系総軍を見限り、火星独立軍に加勢する。上司からは疎まれていても、部下からは非常に慕われている人物であるという。アイアンの元上司。ストイックな人柄で、非常に重みがある。妻子がいたらしいが、ふたりとも亡くなっているらしい。火星先住民だということで差別を受けていたマイケルを伴ない、夜明けの船にやってきた。マイケルは彼を大変に敬愛している。ちなみに小説『絢爛舞踏祭 Brave New World』には、ドランジとの対決(?)が詳しく載っている。
32. サウド・モハメッド・アル・サウード
サウド 
 “賛美”の絢爛舞踏。34歳。
 元 太陽系総軍の大尉。懐の深さが、セリフの端々からうかがえます。「●●じゃヨ」という口調が、プリチー。

(ネタバレ紹介)元太陽系総軍の大尉で、立派なパイロットだったらしい。現在は株式投資で大金持ちになっており、美食や美術品収集を趣味としているもよう。宗教上の戒律により酒は一切飲まず、社会貢献にも関心を寄せており、寄付などもたくさん行っている様子。さらに、穏やかな人物だとばかり思っていたら、CDドラマ2巻『希望号DISC』では、元パイロットの血が騒いだのか、かなり軍人的な側面を垣間見せ、ネリ姐さんをして「男ってやつは……」というような諦観の境地に至らしめていた。実は非常に熱い漢であることが判明した次第である。
33. ニャメ・ナナ・ニャンコポン
ニャンコポン 
 “欲望”の絢爛舞踏。77歳。
 どうやら身体はサイボーグらしく、ノギ少将の実母であるようです。本名は、チョウ・ノギ。一定条件下で、『ガンパレード・マーチ』の女子制服に着替えます。

(ネタバレ紹介)実際生きてきた時間は、77年どころの話ではないらしい。TAGAMIとその夫を追って、世界を渡っているともいう。
34. オーキ・マイト
マイト 
 “慈悲”の絢爛舞踏。17歳。
 PCと同じ、“第7世界”の少年。とてつもない美少年(笑)。自分のせいで行方不明になってしまった(と思っている)イイコを探しています。
35. コムラ・イイコ
イイコ 
 “慈愛”の絢爛舞踏。17歳。
 マイトと同じく、“第7世界”の女子高生。マイトの元クラスメイトの“委員長”。彼女もマイトを探しています。マイトと再会できると、眼鏡を外し、髪型が変わります。
36. セラ
セラ 
 非絢爛舞踏。年齢不詳。
 太陽系総軍所属の女スパイ。迂闊な感じで憎めない、かわいいスパイです。

(ネタバレ紹介)地球・リバプール出身。太陽系総軍所属のスパイであるらしいが、あまり優秀とはいえないらしく、軍からは見放されているもよう。ヤガミからは、「警戒するまでもない」人物として扱われ、夜明けの船の乗員となる。しかし自分では、敏腕スパイのつもりらしい。「大絢爛舞踏祭」の「BALLSボーナス 白いオーケストラのセラ 12月26日」において、彼女は『GPM』に登場した尚敬高校の女生徒・悠木映と同一人物であることが判明。映は瀬戸口隆之に恋をしたため、命を落としたことになっていた(と、思う。行方不明になったんだっけか?)。ただ上記 SSを見る限り、彼女は自発的に姿を消した(?)ということらしい。


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