絢爛舞踏祭キャラ紹介1

　お目通しありがとうございます。このコーナーでは、PS2版『絢爛舞踏祭』に登場する「絢爛舞踏」（という称号を持っているらしい）たちとプラス2人（グランパとセラ）の、総勢36人をご紹介したいと思います。ネタバレも含まれていますので、ご留意ください。

　
　“誠実”の絢爛舞踏。24歳。合言葉は、「艦橋でヤガミが倒れました」。
　ゲーム開始当初、このひとの威勢のいいぶっ倒れ頻度には驚かされます。また、デフォルトで所持しているサングラスをかけているときもあります。一定条件下で、髪が伸びます。女性プレイヤーからの、人気No.1キャラです。

（ネタバレ紹介）その中身は火星独立軍の最高指導者「アリアン」であり、希望の戦士と同じく身体は義体である。

　
　“情熱”の絢爛舞踏。22歳。ヤガミの親友である筋肉兄さん。ミスター・ハチマキ。
　油断していると、デフォルトで所持しているハチマキをいつのまにかしめています。またそれが、よく似合うという困った兄さん。大好きです（笑）。

（ネタバレ紹介）元火星大学の問題学生で、ポー教授は随分彼をかばって面倒を見たらしい。水打ち上げ公社で働いたのち、火星独立軍へ入ったひと。ヤガミとよくつるみ、彼を「親友」だと思っていますが、実はヤガミに記憶を操作されている。

　
　“純真”の絢爛舞踏。67歳。
　元・火星大学の教授で、火星独立軍の政治指導者。紳士的口調で、爽やかです。

（ネタバレ紹介）アンナ、アキリーズ、ミズキは彼の教え子であり、アキは彼から数学を学び、ミズキは政治学を学んだと、ゲーム内で言っている。教え子の中でも、アキリーズのことを非常に気にかけているらしい。エリザベスの言によると、火星大学には「もっとも出来の悪い学生を教授の家に下宿させる」システムがあり、15歳当時のアキ（飛び級で大学入学？）は学生寮から出され、ポー教授の家に移り、ともに生活させられていたという。ポー教授はアキのことを、「赤毛で生意気で無茶苦茶な子」だと評しているが、アキの問題行動に何度もクビを覚悟しながらも、「彼の面倒を見るのが何より好きだった」と語る。また、教え子のひとりであるアンナに関しては、ドラマCD1巻『武勇号DISC』において、「政治技能はゼロ」とぶった切っている（笑）。ちなみに、『GPO 緑の章』内テレビ特番「絢爛舞踏祭」において、エリザベスの名前が「エリザベス・ポー」となっていることも留意したい。

　
　“抱擁”の絢爛舞踏。43歳。夜明けの船の艦長で、肝っ玉母さん的です。

（ネタバレ紹介）太陽系総軍出身。地球の良家の出で、スラブ系だという。公式サイト内「絢爛ショートストーリー」において、初対面のアキリーズに「料理長のオバハン」かと思われていたというエピソードがあったが、実際アキリーズ在学中の火星大学の学生寮で寮母をしていたことがあり、しかしアキはそのことを知らないでいるらしい。ポー教授の家に移ることになったアキは、寮の野球チームにおいて主力選手でもあったらしく、エリザベスはアキを手放すことを随分残念がったらしい。豪胆で包容力のある人物。自分の艦に乗ったからには、誰もが自分の息子であり娘であるというポリシーを持つ。ドラマCD『武勇号DISC』では、ミズキは彼女のことを「お母さん」と呼んでいる。夫とは死別しており、その形見の万年筆を持っているらしい。ヤガミがアリアンであるということを知っている、数少ない人物。本当は、大変な美女であるという。ちなみに、ゲーム『GPO 緑の章』内、テレビ特番「絢爛舞踏祭」には、元艦長“エリザベス・ポー”という名の女性が登場する。

　
　“献身”の絢爛舞踏。34歳。
　ホワイトマフィアな、この雄姿。中●彬ばりのネクタイが素敵です。

　
　“適応”の絢爛舞踏。
　機械なのに、酒保が大好きで、よく買い物している姿を見られます。
　何だかその姿を見ると、うれしくなってしまいます、個人的には。

　
　“永遠”の絢爛舞踏。年齢不詳。
　言っていることは、純真な少女のようなお姉さまです。謎の多いひと。PCに対して、好意が高いです。

（ネタバレ紹介）第3異星人「光国」のプリンセス。シリーズ通しての“黒幕”「セプテントリオン」のひとり。ここらあたり謎が多いので、滅多なことは書かないでおきます。『絢爛舞踏祭』においては、ジャケットにひとり登場するなど、なんとなく象徴的な存在でもある彼女は、このゲームにおける「●●ボス」であり（一応隠しておきます）、彼女の生死は物語にとって結構重要である。「大絢爛舞踏祭」において、彼女は『GPM』のヨーコさん（ヨーコ小杉）と同一人物であることが判明。本名（？）は、「陽子」。従って一応、クリサリスの姉、ということになる。ちなみにCDドラマ3巻『慈愛号DISC』では、妙にかわいいおとぼけお姉さんのまま、ラストまで突っ切った。

　
　“革新”の絢爛舞踏。13歳。
　気高きゴスロリお嬢さま。両親が殺害され、路地裏で生き延びてきました。政治面の才能が高いようです。

（ネタバレ紹介）火星の名門シンフォリカルプス家の令嬢だが、両親が謀殺され没落、逃亡生活を送っていたところ、希望の戦士と出会い、夜明けの船にやってくることになる。地球政府への復讐のため、火星独立軍に入る。彼女の言によると、シンフォリカルプス家は、火星への第一次移民である「マワスプ」（火星のエリート）で、父親は民衆寄りの政治を行う人物であり、火星傀儡政権主席にもなっていたらしい。非常に誇り高く礼儀正しく、理想が高い。政治に関しても空想的なことを唱えず、客観的で生産的な考え方をするもよう。一見とっつきにくそうなお嬢さまだが、話してみると意外に素直でかわいらしく、仲良くなりやすい。CDドラマ3巻『慈愛号DISC』では、BLお姉さまと、まるで「姉妹どつき漫才」コンビ結成の勢いが感じられるようであった。なお、ゲーム『GPO 緑の章』内テレビ特番「絢爛舞踏祭」において、彼女が夜明けの船にやってくる回では、ヤガミ・アキ・タキガワの男たち3人がテンパって、干していたパンツを隠そうと奔走する。男たちが恥ずかしがるほどの美少女で、また、頑張り屋の彼女である。エステル、エノラと仲が良いという公式設定があるもよう。

　
　“勇猛”の絢爛舞踏。140歳。
　第2異星人“ネーバルウィッチ”（長命）のお嬢さん。
　船乗りとしての覚悟は相当なもので、はかなげな外見に、意志の強さを秘めています。一定条件下で、ミニスカート姿になります。

（ネタバレ紹介）女性のみでクローンにより生殖する種族のため、夜明けの船にやってきて、初めて男性と接したらしい。また、ネーバルウィッチは居住する惑星の滅亡後、大艦隊で宇宙を移動し生活しており、艦名が氏族名となっているもよう。生まれたときからの船乗りであるため、艦を失うことが耐え難く、また艦から降ろされることを極端に恐れるようです（CDドラマ1巻『武勇号DISC』参照）。さらに『ガンパレード・オーケストラ緑の章』の紅・エステル・ヴァラは、この『絢爛』エステルの“同一存在”（同一人物ではない）であるとされており、同『GPO 緑の章』内テレビ特番「絢爛舞踏祭」に登場するエステルは、何故か艦長職になっています。

　
　“良識”の絢爛舞踏。74歳。
　元地球大統領。エノラの、やさしいおじいちゃんです。一定条件下で、額がハゲます。

（ネタバレ紹介）孫娘エノラが夜明けの船の工作員により拉致されると、彼女を助けるべく、大統領職を辞し夜明けの船にやってくる。太陽系総軍を火星に派遣した人物であるので、火星民からは憎まれている人物であり、立場としては、火星独立軍の政治的指導者であるポー教授とは真逆に位置すると言えるだろう。ちなみに既に亡くなっている妻は、日本人であったらしい。

　

　“理解”の絢爛舞踏。16歳。
　ジョージの孫娘。中学と高校で飛び級を何度かしており、既に大学生となっています。コンピューター関係に強いらしい。祖父から溺愛されているようで、シナリオ01では、夜明けの船から派遣された工作員によって誘拐されてやってくると、クルーとしてとどまることになります。

（ネタバレ紹介）火星人を「話の通じない相手」として嫌っている節が見え、見た目は少々キツそうですが、言動は意外と素直で感激屋のよう。なお、「大絢爛舞踏祭」にて公式カップリングの相手が某少年であることが報じられ、ドラマCD2巻『希望号DISC』においても、それをうかがわせる展開となっており、多くの某少年ファンから、「未来の嫁」として複雑な目で見られる仕儀と相成っているが、嫌われてはいないのは、彼女が持つそこはかとない愛嬌の所以でしょうか。

　
　“憤怒”の絢爛舞踏。33歳。
　シングルマザーでもある、夜明けの船の“姐さん”。頼もしい感じもします。

（ネタバレ紹介）何故か、一人称は「アタイ」（笑）。8歳になる息子「オロイ」を残してきているらしい（オロイの父親は亡くなっているという）。息子の写真を大事にしているもよう。で、もうひとり子どもが欲しいと思っているらしい。